
◆ダーク・ユフィータ
佐分倉コーポレーションの女社長・佐分倉射鶴が企てたある計画の一環として、極秘裏に採取されたユフィータ・レナのDNAと、射鶴の妹にして忠実な側近である佐分倉連珠が入手した「深淵の王の肉片」を組み合わせ、佐分倉コーポレーション本社ビルが存在する人工の島・佐分倉島の地下研究室において生み出された存在。
生物に劇的な進化をもたらすといわれる「深淵の王の肉片」を素材として用いたことによってオリジナルのユフィータよりも身体能力が高くなっているが、人工的な存在であるため魔法を行使するための能力はオリジナルにやや劣る。
性格、口調などもオリジナルと異なり、こちらは一人称を「妾」とする、やや上から目線の口調。
オリジナルのユフィータとは別人とも言えるような存在ながら、オリジナルが人前で決して表に出すことのない「心の闇」の部分を共有している。そのためイスマリカに対しては敵意を剥き出しにする。
当初は射鶴の命令に忠実に動いていたが後に離反。
自身がユフィータを模して造られた「まがい物」に過ぎないことへの自覚とその事実に対する嫌悪、自身を生み出した射鶴および世界全体への憎しみと唯一無二の存在への憧れを強く抱いており、ユフィータという一人の存在としてのアイデンティティを懸け、たびたびオリジナルのユフィータに戦いを挑む。