◆六道緋蘭(りくどう・ひらん)
数年前に忽然と姿をくらませた姉・六道六花(りくどう・りか)を追い続けていた少女。しかし、ようやく再会を果たした姉は本来の名を捨て、闇商人「トキシカ」を名乗っていた。
姉の変貌に戸惑いつつも独自に調査を進めた結果、姉が数年前に起こったが未だその事実を公にされていない誘拐事件に巻き込まれていたこと、さらに誘拐事件の被害者は非人道的な人体実験の被検体として利用されていたことを知る。
また姉がイスマリカと取引をする場面を偶然目撃したことから、誘拐事件の犯人がイスマリカであると誤解し、彼女の命を狙う一方で、イスマリカ軍団の周辺人物やユフィータの仲間たちなどにもあらゆる手段を用いて接触・情報収集を図る。そのすべての行動の目的は姉である六花の心と離散した家庭を取り戻し、かつて六花がいた頃の幸福な日常を再び送るためにある。
表情を作るのが得意で、人当たりの良い性格を装っているが、本来の性質は狡猾。味方になる者は自身に対して最大限有利に働くよう利用し、敵対する者を最も屈辱的な罠にはめる事を好む。
左手に装着する精神制御型破壊アタッチメントからはレーザービームの照射が可能で、その破壊力はある程度調節することができる。姉トキシカが持つ汚染カノン砲に対抗すべく、ある科学者の協力のもと開発したものである。