
◆ローネ・アルシビュラ
ミネスが「幸福病」を患った際、彼女の精神の中に現れたもう一つの人格。歌うような柔らかい声と優しい言葉で、傷ついたかつてのミネスを慰めていたが、ミネスの精神の傷が大きくなると同時にローネもまた狂気に染められていき、ミネスの精神を苛むようになった。
軍事惑星ハテノナキアからの逃亡を図ったミネスが漂着した惑星アールンストでの戦いのさなか、ミネスの精神世界においてミネスとしての人格を消し去り、その肉体を我が物にしようとするが失敗。その後ミネスが精神治療のため訪れた惑星ZEEDにおいて、休眠状態のケイオスが放った混沌の力によってミネスの精神を離れ、自身の肉体を手に入れたことで独自に活動を開始する。ミネスに対して愛憎入り混じる歪んだ感情を抱くと同時に、彼女が自らを生み出すきっかけとなった戦争を起こした惑星ハテノナキアを憎悪しており、あらゆるものを利用してハテノナキアへの復讐を成し遂げようとする。