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◆ユフィータ因子とは
スフィア銀河系の星々において、古代魚電話文明時代の惑星ZEEDに生きていた『光見の巫女』ユフィータ・イスマリック(初代ユフィータ)と、彼女の遺伝子の一部から生み出され現在の惑星ZEEDに送り込まれたユフィータ・レナのほか、ごく一部の人型種族の女性にのみ宿っているとされるもの。魔法学者の間では、ユフィータ因子の保有者は「因果律を超えて生存する能力」を持つといわれ、いかなる危機的状況も克服し、寿命以外による死をどうあっても免れるが、それによって逆に苦しめられる者も多い。
◆ユフィータ因子保有者リスト
ユフィータ・レナ
佐分倉あんも
ミネス・ランスター(と、別人格であるローネ・アルシビュラ)
凛々子・ブラックバード
モニカ・ハーヴェイ
藤霧クロム
六道六花(トキシカ)
ローズ・コーラルリーフ
桜田マツリ
ダーク・ユフィータ
◆『鮎川千恵子の世界』と『ZEED世界』、『黙示録の戦士』
『鮎川千恵子の世界』は生前の鮎川千恵子が存在していた世界であり、『ZEED世界』は惑星ZEEDが存在している世界、現在のスフィア銀河系である。
かつては一人の病んだ少女の想像に過ぎなかった『ZEED世界』は、その想像が膨らむにつれ、『鮎川千恵子の世界』と異なるもう一つの世界として完成されることとなったが、同時に歪み(性欲とそれに関連するもの全般や邪悪な意思、少女の理想世界に本来存在すべきでないもの)が生じはじめる。
そして『鮎川千恵子の世界』における鮎川千恵子の死によって、『ZEED世界』は『鮎川千恵子の世界』から完全に切り離されたもう一つの世界として独立した時間軸に置かれたが、その際にも歪みは消滅せずに維持され、歴史が進行するに従ってその歪みは大きくなり、やがて『ZEED世界』は本来あるべき姿とは異なる歪んだ形に完成されてしまった。
その歪みを断ち修正する役割を担う存在こそ、生前の鮎川千恵子の脳内存在の一部だった者たちであり『ZEED世界』において『黙示録の戦士』を名乗る集団である。
◆黙示録の戦士とは、その目的
黙示録の戦士はアンシス・ベルタフラスカを筆頭とし、ZEED世界のすべてのものに敵対する計26人の集団。その他に無数に生成される使い魔のような存在もおり、ZEED世界の人々からはまとめて「地球人」と呼ばれる。ZEED世界の時間軸すべてを自由に行き来する能力を持つ。
彼らの目的は全てのユフィータ因子保有者の抹殺と、ZEED世界から歪みを消去し、世界を本来あるべき姿に戻すことである。
ユフィータ因子の保有者と黙示録の戦士は、共に生前の鮎川千恵子が想像で生み出した存在の一部だった者たちであるが(藤霧クロムやアイダ・ザミエル等例外もいる)、ユフィータ因子保有者は千恵子の絶望を受け入れ、彼女の理想の世界を示すことで死へ向かわせ、黙示録の戦士は千恵子に現実の世界で生きることへの希望を持たせ、生へ向かわせようとしていた。鮎川千恵子の世界においてはユフィータ因子保有者=絶望が勝利し、千恵子は自らの命を絶った。
◆それ以外の人物にも
ユフィータ因子保有者と黙示録の戦士以外の人物の中にも、ZEED世界の住人たちの中には生前の鮎川千恵子の周囲にいた人物や、鮎川千恵子が書物やテレビなどを通じて知った凄惨な事件に関連し、千恵子の精神において強く印象に残っている人物がモデルになっている者が少なからず存在している。