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助けてください。私はもうだめです。どこにいるよりも、家にいることが苦しいのです。つらいのです。
お母さんはいつも私を見張っています。私が自分の部屋で好きなこと、楽しいと思えることをしていたり、疲れて眠っていたりするだけでも、お母さんは私を大きな声で叱ります。私が秘密にしておきたい事にも平気で踏み込んできます。私が、大切なもの、誰にも見られたくない秘密、そんなものを持つ事は悪いことで許されないことなのです。
私が私の意思で言ったことも、したことも、その結果がどれだけ私にとってよいものであったとしても、お母さんはすべて否定します。ですから、私自身の意思、私自身の感情、それは無意味で悪いものです。必要とされないのです。私はお母さんの意思に従うしかないのです。お母さんの意思から逃れてはいけないのです、自由でいてはいけないのです。私は喜びを、楽しみを……一切の明るい気持ちや幸せを、感じてはいけないのです。
お母さんの言う事をおかしいと思った事がないわけではありません。お母さんの言葉で、私が嫌な気持ちになったこともたくさんありました。けれど私がその嫌な気持ちをお母さんに示す事は許されないのです。それはお母さんの意思に逆らうことで、それはいけないことで……罪だからです。
私は愛されていないのではありません。きっとお母さんに取って私は所有物で、そうでなくてはいけないのです。それなのに、所有物でいることを一度でも拒もうと考えてしまった私には、愛される資格がないのです。私が、お母さんに愛される資格のない悪い子だからいけないのです。私の罪はどんな犯罪よりも重いです。幸せになろうとすることは罰を受けるに値する罪なのです。幸せを感じているといつか必ず罰が返ってくるのです。ですから私は決して私の意思で幸せになってはいけないのです。
……悲しいです。悲しいです。私の考えがおかしくて歪んでいるのは分かっているのです。それでも私にはどうにもできないのです。お母さんは怖いです。怒鳴られることも、ぶたれることも、大事なものを壊されることも、秘密に触れられることも怖いです。私が何を言っても、お母さんに聞きいれられることはありません。だからずっと、このままなのだと思います。
許してください……私は喜んだり楽しいことをしたりできないように病気にだってなります、それがお母さんの望みなら私は私の意思なんて捨てます、幸せになんかなりません、ずっとずっと、苦しんで、苦しんで……苦しみ続けます、だから……許してください。
……こんなこと何度言ったって、私が許されることはありえません。それはわかっているのです。それに、私にはまだ、私の意思が残ってしまっています。毎日毎日こんな思いに苛まれていても、それでもまだ、私自身としての喜びを得たい、幸せになりたいと……思ってしまうのです。そんなこと叶うはずがない、許されるはずがないのに。
助けてください……苦しいです。ずっと、私の中で私がぐちゃぐちゃになっているのです。どうすればいいかわからないのです。助けて、ください……。