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▼マンコ・スコア
惑星ZEEDのとある都市国家において採用されている制度。その都市国家においては女性器を持つ人型種族の女性はすべて一般的に「マンコ」と呼称され、基本的人権を持たず(モノとして扱われ)、商取引の対象とされる。
「マンコ」は「マンコ管理センター」での適性検査と肉体改造により、新たな「マンコ」の妊娠・出産が可能な「出産用マンコ」と純粋に性欲処理の機能のみを備える「性処理用マンコ」に分けられ、出産用マンコは都市国家の管理を行う特権階級のみが保有を許される。一般市民の間で流通するものはすべて性処理用マンコである。いずれの場合も個体識別用チップの埋め込みが行われており、都市国家からの脱走や自害を図った個体はセンターでの再教育(=洗脳)が行われる。
「市民(=人型種族の男性)」のみが装着を許可された「マンコ・モニター」によって各「マンコ」のチップに記録された「マンコ・スコア」の閲覧が可能。スコアが高いマンコほど市場では高額で取引されるが、ごく一部の例外を除いてセックス経験が増えるごとにスコアは減少する。そして0点を下回ったマンコは「ゴミマンコ」認定され、市場での取引価格は一律0クラン(クラン=惑星ZEEDの共通通貨)となるどころか、状態によっては廃棄のための費用を徴収される場合もあるため、道端に捨てられ、新たな主人を探すゴミマンコも少なくない。しかし市民が一度捨てられたゴミマンコを拾うことはまず有り得ず、よくて一度や二度レイプした後その場に放置する程度である。一定の期間新たな主人に拾われなかったゴミマンコは回収の後、実験への利用や廃棄処分が行われる。
あまりに非人道的で時代に逆行した制度であるとしてZEED連邦をはじめとする各国政府から非難を浴びているが、未だこの制度は廃止されていない。