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・「星紋」とは
惑星ZEEDにおいてヒトひとりひとりの魔術的性質を決定づける要素で、
すべてのヒトは地球でもなじみ深い88の星座の中からどれか一つを表す星紋を生まれつき保有している。
(惑星ZEEDは地球とは別の銀河系に存在しているが、なぜか地球と同じ星座が見える)
惑星ZEEDの88星座にはそれぞれを司る巫女が存在し、巫女たちの名は代々同じものが継承される。
特に有名なのは古代魚電話文明時代の偉大な王・ゾディア王に仕えたとされる「円卓の十二巫女」と呼ばれる以下の十二人の家系である。
白羊宮の巫女ガヘリーズ(牡羊座) 金牛宮の巫女トーラストラム(牡牛座)
双児宮の巫女ジェミニエール(双子座) 巨蟹宮の巫女キャンサック(蟹座)
獅子宮の巫女リオーレンス(獅子座) 処女宮の巫女ビルガウェイン(乙女座)
天秤宮の巫女リブラハッド(天秤座) 天蠍宮の巫女スコルーカン(蠍座)
人馬宮の巫女サジタロット(射手座) 磨羯宮の巫女カプリノア(山羊座)
宝瓶宮の巫女ガレリアス(水瓶座) 双魚宮の巫女パイシファル(魚座)
かつては上記の十二人に蛇使い座の巫女オフュカレッドを加え「円卓の十三巫女」と呼ばれていたが、
オフュカレッドがゾディア王と円卓の巫女たちを裏切ったことから、惑星ZEEDにおいて蛇遣い座は裏切り、あるいは背徳を象徴する星座とされ、
蛇遣い座の星紋を持つ者は王制をとる国のほとんどで後継者としてふさわしくないとされるようになった。