淫語系ふたなり文。
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気付くと私は、自らの眼前にそびえる肉壁の中に広がるそのどす黒い『ぬめり』へ向け、おもむろに自らの、劣情に滾り狂うモノを突き立て――挿入した。
何なのだ、これは!自らのモノに絡みつく、未だかつて感じたことのない感覚。同時に感じる、この世のものとは思えない淫らな快楽。一突き、二突きとするたびにぐちゃぐちゃ、にちゃにちゃと音を立て、私の正常な感覚を狂わせんとする『それ』に私はえもいえぬ恐怖を感じ、思わず自らのモノを引き抜いた後、凝視した。私のモノには「それ」の断片が付着し、わずかだが蠢いているような様子まで見られた。
「は、はひ、ぃ……はぁっ、はぁっ……これ、は……?ひゃんっ♥♥」
私は思わず、普段自らを慰める行為の最中に出てくるような声を上げてしまう。私は興奮した。この黒い物体が私にもたらす快楽がいかなるものか、自らの体を持って確かめたい。そのような感情が、潜在的な恐怖を上回ってゆく。私は、自らの淫欲を象徴するかのような股間の肉棒に纏わりついた「それ」をモノ全体に塗り広げるかのようにしながら、恥じらいもなく、普段自室で行うのと同じように自らを慰め始めていた。
「あ、あはぁ、っ……♥ぬるぬる、気持ちいいっ……♥扱くっ、扱いて気持ちよくなるぅっ……♥だがこれも研究のためだ、研究のために……あ゛へっ♥気持ちよくなるのぉっ♥♥」
やがて竿全体を「それ」が覆い尽くしたとき、ある変化が生じた。私のペニスの感触が、完全に「それ」と一体化したのだ。「それ」と一体化したペニスは瞬く間に私の口元の高さまで伸び、横幅も目で見てふたまわり以上増大した。
そしてペニスの先端から「それ」はゆっくりと地面に向かって滴り落ちてゆき、その下に隠された、元の大きさよりもはるかに肥大した私のペニスが現れたのだ。私は思わず、視界に現れた大きな亀頭、その鈴口にめいっぱい吸いついた。脇を閉じ、両の乳房でペニスをしっかりと抑えつける。
私は昔から他の両性具有女性のペニスへ、ぢゅう、ぢゅう、と音を立てながら思いきり吸いつき、精を搾り取る行為を好んでいた。それを今は、私自身に対して行っているのだ。この状況に倒錯を感じた私のペニスはさらに大きく脈打ち、温度を上げた。
「ん……おひぃ♥おひんほぉ……♥おいひいっ♥おひんほぢゅうぢゅうひゅるの、らいひゅきぃ……♥うれひぃ、よぉ……♥」
私は自らの亀頭を、この口と舌で責め立てることを止められなかった。ぢゅばぢゅばと吸いつくたびに、興奮のあまり両の乳房から、さらには秘所からも暖かいものが噴き出してくる。そして今まさに、私が吸いついているこの肥大ペニスに通った尿道を通じて熱いものがこみ上げてこようとしていた。
「…………っっ♥♥♥」
かつてないほどの大きさに肥大した私のペニスは、陸に打ち上げられた魚類か、あるいは怒り狂う大蛇のように暴れまわらんとしてびくんびくんと脈打ち、私の口内へどろりとした物――精液を、惜しむことなく吐き出した。
私は喉の奥までも口内を覆い尽くす精の波によって打たれたことで思わずむせ返り、幾分かの精液を惜しくも吐き捨ててしまったが、口内に残った分の精液はくちゃり、くちゃりと丹念に噛んで味わうことができ、思わず言いようのない恍惚とした感覚に浸っていた。
つい先程まであれだけ猛っていたペニスは、盛大な射精を終えた途端たちまち力を失い、ふにゃふにゃと両の乳房の間を抜け垂れ下がってゆく。しかし私のペニスを包み込んだ黒いぬめり――「それ」によって肥大させられたペニスの大きさは、射精後、萎びきった状態のものですら、肥大させられる以前の最大勃起時サイズとは一線を画していた。そのある種恐ろしい事実にさえ、私は性的興奮以外の感情を覚えなかった。そして、いつもなら一度射精すれば解消されるはずの私の性欲は、これほどの射精を迎えても完全に解消されてはいなかった。
私の足下には、未だ私のペニスから地面に滴り落ちた「それ」がまるで泥を含んだ水溜まりのように広がっていた。私は「それ」を両の手で掬い上げ、ペニスを挟み込んでいる自らの乳房へ塗り広げた。
予感は的中した。私の乳房もまた、ペニスと同じように、「それ」によって変化を始めたのだ。私の乳房はもともと、服を脱いで立った際に臍が見えなくなるほどには大きかった。だが、その乳房がさらに肥大し――私の身長以上、もはや正確に測ることも難しい大きさとなった。当然、私の体ではその大きさと重さを支えられず、膝立ちの状態になってしまう。
変化はさらに続いた。両の乳首の下からさらに二つずつの乳首が生じ、そのすべてがペニスへと変化した。乳首がペニスへと変化した、たったそれだけのことで、乳房はおろか、まったく関わりのないはずの器官にさえ性感がほとばしる。
「あは……すごいっ、すごいボッキぃ♥♥ご立派乳首ボッキ、誕生いたしましたのぉ♥お誕生祝いの母ザーメン、どっぴゅんいたしますのお゛ーっ♥♥」
突然襲い来る快楽のあまり理性のかけらもないことを叫びながら、私は乳首ペニスから母乳――だったはずの、精液を放出した。乳首から射精したのだ。それも、ペニスの形に変化してから五分も経たないうちに。
乳首から射精したということは、この人外級の肥大乳房はさしずめ乳首射精用精液タンクといったところだろう。なんたる無様な姿だ。こんな無様な姿、故郷の友人たちや最愛の妹の前で晒せるものか。いや、むしろ今のこの姿を思いきり晒してしまいたい――何を考えているんだ、私は……いくら私が度を越した被虐嗜好の持ち主だからといって、そんなことが許されるはずは――否、もとより許されなくてもいいのだ。
なにせ私は、愛する者の前で無様な痴態を晒すことに最大の喜びを感じる人間なのだ。こんな姿になることこそ、私が最も望んでいたことだ。私は私自身をオルガスムに隷属させ、理性のかけらもない淫乱なケダモノに成り下がりたいのだ。
そう確信した瞬間、足下の黒いぬかるみ――「それ」が自ら意思を持ったかのように、否、ここにきて「それ」自身の意思をはっきりと表し、私の四肢に、臀部に、そして頭にも自ら纏わりつき、変化を生じさせた。
まずはじめに指、手足の感覚が消えた。そして腕と脚だった部分の感触がみるみるうちに縮んでいったかと思えば、その次の瞬間には風船に水が入るかのように四肢が膨れ上がる感覚を得た。「それ」が四肢から流れ落ちてゆくのを確認して、私は目を見張った。そして恍惚とした。私の四肢は乳房になっていたのだ。当然、それらの先端には本来の乳房であった部分と同様に三本ずつの乳首ペニスが生じ、いずれも瞬く間に射精した。その快感は先程の二倍にも三倍にもなっていた。そして射精は一度のみならず何度も起こり、その度に私は意識を失いかける。
どうやら私は射精したいと望んだだけで射精できるようになってしまったらしい。一度望めば一度射精する。何度も望めばその分だけ射精するのだ。
気付けば臀部も変化を終え、ずしりと重くなっていた。加えて四肢は骨格のない乳房そのものに変じており、本来の乳房は今や私の体のどの部分より重かった。つまり、私はもう自分で身動きを取ることはほぼ不可能なのだ。その場でもがくことはできても移動はできない。なんと無様だろう!私は幸福を感じて、再び――
「どぴゅどぴゅすりゅぅぅうう♥♥」
最後に作り変わったのは、頭――私の脳、理性だった。「それ」はあたまにくっつくだけで、わたしのあたまの中まで、じゆうにいじくりまわすことができた。
私の理性は完全に喪失――なくなって、ドピュドピュ――しゃせー、精液だすことしか♥かんがえられなくなったの♥
わたし、おばかになっちゃったよお♥おねえちゃんなのに、いもうとよりずーっとずーっとおばかになっちゃった♥
むつかしいこと、ぜーんぶかんがえられなくなっちゃったの♥
わたしにかんがえられるのは、イクことだけなの♥おちんちんからおザーザーをドピュドピュすることだけなの♥
わたしはおっぱいしゃせーしかできないおっぱいだるまさんなのぉ♥あはあーっ、またドッピュンしちゃうよお♥
もう、どこからせーしだしてるのかもわかんないぃーっ♥でもせーしだしたいっ♥
もっとせーしだしておかしくなりたいよお、もっともっとおばかになりたいよお♥♥
ああああーっ、イクイクっ、いっちゃうよおおーっ♥しゃせえーっ、どぴゅうううーっ♥おかしくなっちゃうううー♥♥