
◆千道緋狩(せんどう・ひかり)
海賊のような衣装に身を包んだ女の子。
ある惑星において祖母から譲り受けた美術館の館長を務めていたが、開戦をきっかけに芸術への弾圧が始まった母星から前もって宇宙船に改造していた美術館を守るため案内役を務めていたロボットと共に脱出し、その後も様々な惑星で危機に陥った美術品を自らの美術館に収蔵しながら旅を続け、惑星ZEEDに辿りついた。
交渉の末、現在彼女の美術館は惑星ZEED中央大陸の大都市に設置され、毎日多くの客が訪れるようになっている。
左腕のフックは緋狩自身の意思によって形状を変化させ、レイピア状の武器になる。
普段から明るく饒舌ではあるが、芸術への理解が深い相手の前ではより一層その饒舌さを増す。芸術が理解できないだけの人間には寛容だが、悪意をもって積極的に芸術を破壊しようとする人間に対しては強い怒りを示す。