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◆魔獣とは
スフィア銀河に存在する生物の中で、一般的な動植物よりも生まれつき持っている魔法の力が大きい特別な種の総称。ドラゴンや不死鳥などといったファンタジー世界に存在する生物は、スフィア銀河においては実在し、動物型・植物型の区別なくすべて魔獣として扱われる。また、本来魔獣ではない生物が魔法の力を含むものを摂取するなど、なんらかの要因によって魔獣に進化することもある。
◆魔獣の能力
多くの魔獣は一般的な動植物にはない超常的な力を持つ。例えば、多くのドラゴンはスフィア魔法学の五大元素(火・水・木・土・金)のうち、そのドラゴン自身が持つ属性の力が込められたドラゴンブレスを吐き出すことができる。火の属性を持つドラゴンブレスは灼熱の火炎放射になり、水なら高圧水流や極低温の冷気、木なら突風や花粉、土なら溶岩や有毒ガス、金なら強酸や電撃になる。また、特定の種は自身を武器などの道具に変化させることもでき、こういったタイプの魔獣はヒトに仕えることが多い。ユフィータ・レナの持つ「鳴杖クロムコンドル」は鳥型の魔獣が姿を変えたもので、ユフィータの命令や自らの判断により魔獣としての姿と杖としての姿を切り替えることができる。
◆聖獣と邪獣
魔獣の中でもヒトに仕えるものは、そのヒトの精神的な性質に呼応して自らの性質も変化させる。善の性質を持つヒトに仕えた魔獣はやがて聖なる力を宿し「聖獣」となり、悪の性質を持つヒトに仕えた魔獣は邪悪な力を宿し「邪獣」となる。